卵管造影検査

子宮卵管造影法HSG(hysterosalpingography)

子宮口から造影剤を注入し、卵管の通貨性や卵管采周囲の癒着の程度がわかります。さらに、子宮の携帯異常や子宮頚管の形状、骨盤内の癒着の状態も評価できるので、不妊症のスクリーニング検査として重要です。

 子どもができないといって、受診するとまず勧められる検査ではないかと思います。この検査では、卵管を押し広げながら造影剤が通過するので、卵管の通過性が回復するというメリットもあり、卵管造影検査後は、妊娠しやすくなります。

 もちろんタマもこの検査を受けました。痛い検査であるということは、事前にネット等で調べていたので知っていましたが、痛くなかったという人もいたりするので、タマは甘く見ていました。結果、絶叫するほど痛かったです。痛かったおかげか、卵管は通っておりました。あの痛みからすると、少し閉塞していたのかもと思ったりします。

  卵管造影検査は、月経中や直前直後はできません。排卵後は、妊娠の可能性があるので、月経が終わり5-6日後の排卵前の時期に行います。

 子宮口から造影剤を腹腔に向かって通過させるので、クラミジアに感染していると、クラミジアを腹腔内に拡げてしまう可能性があるので、クラミジアが陰性であることを確認してからの検査となります。

卵管造影検査で問題がなければ

 卵管造影の検査で、卵管や子宮の形状には問題がないとわかったら、不妊の原因は卵管の問題ではないということになります。多少の閉塞で今まで妊娠しなかっただけなら、卵管造影後のタイミングや人工授精で妊娠に至る可能性は大きくなります。

 しかし、卵管造影の検査だけでは、不妊の原因が卵管の通過性が原因ではなかったとわかるだけなので、この後も妊娠しない場合は、次なるステップを考える必要があります。

卵管が通ってなかったとわかったら

 卵管が通過できないと、精子が卵子までたどりつけず、受精にいたりません。その場合、採卵をして受精させてあげての体外受精で妊娠に至る可能性が高くなります。

 不妊治療をどこまでやるかというのは、夫婦によっても考え方が違うと思います。ただ、体外受精に抵抗があるわけではなく、体外だと費用がかかるから、という理由で躊躇しているような方は、助成金もありますので考えてみるのもいいかと思います。

原因を探すよりもやってみる

 一般的な病気の治療とは違い、不妊治療は不妊の原因をとことん突き詰めていく感じではないと思います。不妊のクリニックにもよるのかもしれませんが、セックスレスで子どもができないからといって、セックスレスを解消するよう指導されるようなことはありません。セックスレスで体外受精をしたいと言えば、体外受精をするということで進めてくれます。まずは人工授精からにしましょうというようなこともほとんど言われません。

 ある程度の最低限できる検査はして、それ以上は体外受精や人工授精をしてみてダメだったら違う手を考えていく感じかと思います。